暇つぶし鉄道ブログ

電車の姿、一つ一つを目に焼き付けて

英国の記録

※今回は諸事情でモザイクを掛けている画像があります。ご了承ください。

どうも、東京の暇人です。

SDカードの件は、新たに16GBの奴を購入したので、とりあえず一安心()

今週末まで撮りたい物が無いのですが、とりあえず更新を・・・

良いブログネタを探してましたが、大分前に軽く話してた英国の記録を少し詳細に・・・





8月中旬の朝、NRTからルフトハンザ機でフランクフルトへ向かいます。
フランクフルトには14時台に到着。
搭乗した飛行機は、憧れだったオール2回建てなA380でした♪

フランクフルトからは、またまたルフトハンザ機に搭乗。
今度は、英国マンチェスターへ向かいます。
マンチェスター到着は16時頃・・・飛行機使うだけで丸一日使っちゃいました()
搭乗した飛行機はA321でした。
ちなみに、一部の航空会社では、離着陸時に撮影などやっても問題ないそうな…
本当はダメなはずだけど()

翌日と翌々日は、某氏率いるバンド団体のアシスタントを行い・・・

英国到着から3日目・・・英国南部(ほんのちょっと)を鉄道に乗りながら観光します。

朝5時・・・
まだ日が昇らないリヴァプール・ライム・ストリート駅で発車を待つCrass185形のスカーボロ行。
この列車で、最初の目的地を目指します。

1994年〜1997年の間に、英国の鉄道は民営化され、複数の独立した鉄道会社が誕生しました。
しかし、上下分離方式で分割民営化されたため、日本の鉄道とは違って路線は結構複雑です。

※ここら辺は、家にある参考書を元に書いています。
 実際の内容と大きく異なる場合がありますのでご了承ください。

線路を管理する会社と車両・路線を所有する会社がそれぞれ異なっているのです。
(日本だと神戸高速鉄道が類似しています)

しかも、乗り入れが非常に多く、ホームも車両・路線保有会社に関係無く使っています。
(日本の横浜駅で例えるなら、JR・京急・東急・相鉄が同じホームを使ってるような感じです)
日本でやったら、誤乗が多発してもおかしくないでしょう()
更に、ホームの多い主要駅では、どのホーム関係無く発着しています。
(日本の新宿駅で例えるなら、中央線の電車が埼京線や山手線のホームから発着するような感じです)
どの列車がどの番線から出るかは、発車票に書かれますので、必ず見落とさない事!!
停車位置も決まっていないので、待ってる時はホーム中程がお勧めです。

また、複数の鉄道会社を跨ぐため、ルートによっては高額運賃になることも・・・
最短かつ最安な切符を購入するなら、駅の窓口で買った方がお勧め!!

ちなみに、先ほどの車両は、ファースト・トランス・ペナイン・エクスプレスという鉄道会社の車両。
英国中部〜北部で活躍しています。



さて、話を旅行記に戻しましょう。



やって来たのは、最初の目的地であるヨーク駅。
イースト・コースト本線と交わる比較的大きめの駅です。

駅から歩いて数分・・・
煉瓦で出来た建物が見えてきました。
博物館のようです。

中には沢山の鉄道車両が・・・
知らない人も少なくないだろう。
英国最大の鉄道博物館と言っても良い・・・
その名は・・・ヨーク国立鉄道博物館(ヨーク・ナショナル・レイルウェイ・ミュージアム)。
世界中から退役車両を集め、展示しています。


こちらは皇室用客車。英国の皇室用客車だけで10両ほど展示されていました。
エリザベス女王も乗ったのだとか・・・


屋外では、世界初の蒸気機関車として有名なSLロケット号(レプリカ/本物は静態保存)が出発準備中。
ちゃんと煙も出しています♪




さて、ココまでは英国の展示車両を見てきました。
まだ世界の鉄道車両を見ていませんねぇ・・・どこに展示されてるのでしょう・・・?


一旦エントランスを経由し、館内にあるお隣の巨大な建物へ・・・。
そう・・・ココに世界中から集められた鉄道車両が展示されています。



中へ入ると、そこにはSLから電車まで様々な鉄道車両が!!
その数は70両を超えます!!
流石世界最大の鉄博です。

そんな中、見覚えのある車両が・・・



アイボリーの車体に青い帯・・・そして丸い団子鼻・・・。
おや?この車両もしかして・・・


日本の0系新幹線ですね。
2001年にJR西日本から遥々やってきたそうで・・・
ココでは「Shinkansen(The Bullet Train)」として紹介されています。

日本の鉄道は安全面・サービス面で世界から高い評価を得ているようです。
特に高評価されてる点として、時刻がほぼ正確ということ(混雑時は別)。
通常1時間以上の遅延を起こすことは、まずありませんね。
英国をはじめ、海外の鉄道は通常でも、迂回等による遅延する事が多いそうです。
迂回ルートによっては、最低で1分、最高で2時間も遅れるとか・・・

また、駅や売店で弁当を購入して車内で食べる駅弁も、実は日本が初めてとの事。
食堂車を設けず、駅で買って列車に乗ってから好きなときに食べられるという点で高評価だそう。
今では台湾など、世界の一部の国で採用されています。



新幹線関連の制服やら弁当やらグッズやらも展示されています。
東海道・山陽新幹線なのに、なぜかマスの寿司・・・
北陸新幹線の金沢延伸で一応実現しますがね・・・



昼食を食べた後、博物館を去り、駅前の観覧車で駅を俯瞰します。
左側が東口、右側が西口、手前がスカーボロ及びエディンバラ方面、奥がリーズ及びロンドン方面です。

ヨークを満喫した後は、ロンドンへ南下します。

ヨーク駅に入線するIC(インターシティ)225形。
所有会社はイースト・コーストで、会社名の由来であるイースト・コースト本線を200km/hで走ります。
ボロそうな車体ですが、マラード計画と呼ばれる魔改造的なの受けてるので、内装は比較的綺麗です。
この列車で、次の目的地を目指します。




やって来たのは、ロンドン・キングス・クロス駅。
ハリーポッターで、ホームの壁をすり抜けるシーンが録られた駅として有名です。

ココを抜ければホグワーツ特急のホームへ・・・(無
ちなみに、ココは記念撮影が毎日行われており、平日でも3〜4時間待ちの行列が出来ます。
隣にはハリーポッター関連グッズを販売したショップがあります。
ぜひロンドン土産にしてみては・・・?((



さて、駅を出て次に行くのは・・・




また駅です()
大屋根が特徴のセント・パンクラス駅。
キングス・クロス駅のすぐ隣にあります。
(駅舎は撮り損ねました・・・スンマセン)

ココで忘れてはならない路線が一つ。

サウス・イースタンと呼ばれる鉄道会社で、ジャヴェリン(Crass395形)と呼ばれる高速列車を運行しています。
ジャヴェリンとは、英語で「槍投げ」という意味があります。
このジャヴェリン、実は日本の日立製作所で製造されています。
英国を走る鉄道車両で唯一の日本製車両なので、私としては忘れてはならない列車です。


パリへの国際列車ユーロスター(Crass373形)も発着しています。
国際列車の為、パスポートが無いとホームに入れませんが、車両は駅のエントランスからも見学できます。

そんなセント・パンクラス駅の下には、地下鉄も走っています。
運賃はゾーンによって分けられており、ロンドン市街辺りがゾーン1となっています。
一部の券売機では、日本語も対応しており、比較的スムーズに買うことが出来ます♪



地下鉄車両は、大きく分けて2種類。
開削工法で作られた地表下6mほどの路線と、シールド工法で作られた地表下20mほどの路線があります。
前者は比較的初期にできた路線で、車両限界も銀座線程のサイズですが・・・
後者はトンネル直径が約3.5mしかないため、車両も小型で結構狭いです()


シールド工法で作られた地下鉄の例。
乗る時は、頭を屈める必要がある。

そんな地下鉄に乗って向かった先は・・・



誰もが知るロンドンの名所ビッグ・ベン(エリザベス・タワー)。
ロンドンに訪れた際は絶対行くべきであろう、誰もが知る名所です。
生憎の雨でしたが、とりあえず寄っておかないとって事で、寄って行きました。

他にも周りたいトコ(パディントン駅等)がありましたが、そろそろ帰りの列車が出るので戻ります。



帰りはロンドン・ユーストン駅から。
これまたセント・パンクラス駅の隣にある駅で、ウェスト・コースト本線の起点駅となっています。
今までの主要駅と違い、オフィスビルのような近代的な駅舎が特徴。
ってな訳で、キングス・クロス駅を含めて3つの異なる元国鉄の駅が隣り合っているという謎の現象が・・・()

帰りに乗車したのは、ヴァージン・トレインズ所有のペンドリーノ(Crass390形)。
強制振り子式車両で、カーブの多い路線でも200km/h運行を保てる高速列車です。
ペンドリーノとは、イタリアのフィアット社が開発した「振り子式車両」の名称。
かつて英国もAPTと呼ばれる車両で振り子試験をしたものの、結局はgdgdで終了()
2004年になって、フィアット社の振り子技術を泣く泣く採用するハメとなりました。
約2時間半程でリヴァプールに戻って来ました。

夜遅いんで、この日はこれにて終了。
充実な観光が出来ました♪


それから2日後、ルフトハンザを使って無事帰国しました・・・が・・・
帰国後すぐに撮影に行くハメになりました()



あぁ・・・久々にどっか遠出したいなぁ・・・

ではノシ