どうも、東京の暇人です。
普段は交通量の少ない深夜帯に行われる鉄道車両の陸送ですが、この日は山口の小さな町で珍しく日中に行われました。
陸送されたのは英国向けの高速鉄道Class800形。
IEP(都市間高速鉄道計画)の一環で、老朽化が進むHSTやIC225を置き換えます。
特徴は何と言ってもディーゼルエンジンが脱着式になっているバイモード。
電車にもなり、気動車にもなる画期的な車両です。
ものづくりの街下松市をPRする為、日中に陸送するイベントが開催されるとのこと。
海外の車両かつ日中の陸送…またとないチャンスが舞い込んできました(笑)
朝一の新幹線で徳山へ。
山陽本線を10分ほど上って下松に到着。
余裕を持って現地入りしましたが、既に殆どの箇所が満員御礼(^^;
ゴール手前辺りでポジを確保したものの、出られない上に座れない状態(- - ;
喩えて言うなら、テーマパークのパレードみたいな感じでしょうか?
仁王立しながら1時間。
トレーラーと共に大きな車体が現れ、周囲から歓声が上がりました。
担当は日立製作所の関連会社、鼠もお世話になっている日立物流さん。
今回陸送されたのは、深緑色の車体が特徴的なGWR(グレートウェスタン鉄道)仕様。
パディントンから西へ延びるGWML(グレートウェスタン本線)に投入されるとのこと。
車番が記載されていないので編成は不明です(^^;
Class800形(Class800/0 GWR) 陸送
交通量の多い日中に走る関係か、普段の誘導車に加えて警察が更にガード。
何だか皇族の行列みたい(^^;
日中の陸送とあって凄まじい混雑ぶり。
後の報道によれば3万人が来ていたとか…(^^;
埠頭の手前で停車。
10分ほど記念セレモニーが開催されました。
日本でこのようなイベントを企画して下さった下松市長さん、そして企画の実現に向けて協力した日立製作所や山口県警等の皆様には頭が下がりますm(_ _)m
セレモニー後、ゆっくりと埠頭へ向けて旅立って行きました。
海の向こうでもお元気で(^^)/
日帰りながら素晴らしい企画を楽しませていただきました。
スタッフの皆様、県警の皆様、そしてギャラリーの皆様、お疲れ様でした。
ではノシ